バイオフィルム、ステイン、早期歯石を除去
- 天然歯、修復物、インプラントには、エアフローを使用する
- 14μmのエアフローパウダープラスを用いて、歯肉縁上、最深4mmまでの縁下のバイオフィルムを除去する
- エアフローパウダーレモンを使用して、エナメル質上に残っているステインを除去する
4㎜から9㎜までの歯周ポケット内にあるバイオフィルムを除去
- 天然歯の深いポケット内、根分岐部やインプラント周囲粘膜炎には、エアフローパウダープラスを使用する
- ポケットの深さがわかる目盛り付きのペリオフローノズルを使用する
残った歯石の除去
- 歯肉縁上と縁下10mmまでには、低侵襲のピエゾンチップPSを用いる
- 10㎜以上のポケットにはミニキュレットを用いる
- 縁下3mmまでのインプラント補綴周囲や修復物には、ピエゾンチップPIを使用する
誘導的
バイオフィルム
療法
侵襲性を抑えた方法で
NO MORE ラバーカップ
NO MORE ブラシ
NO MORE ポリッシングペースト
NO MORE 手用器具での長時間清掃
GBTとは?
Guided Biofilm Therapy(GBT)は、エアフロー、ペリオフロー、ピエゾン 技術を用いた、プロによる歯面清掃のバイオフィルム除去ソリューションです。科学的エビデンスに基づいてEMSが提唱しています。
Guided Biofilm Therapyは、よりよい臨床結果を追求するために患者さん個人の診査とリスクアセスメントに基づいた複数のプロトコールから成り立っています。侵襲性を抑え、より快適・安全かつ短時間で治療できるように設計されています。
Guided Biofilm Therapyのステップには、患者さんに対するホームケア指導などの情報提供が含まれています。
GBTがなぜ変革的なのか?
口腔内のバイオフィルムが疫学的な主因となり、歯周病や齲蝕、インプラント周囲の炎症を引き起こします。歯周病がリスクを高める全身性疾患は、循環器や呼吸器系疾患、関節炎や糖尿病などです。一般的な口腔衛生に臨床家による処置を組合わせることで、バイオフィルムを抑制し、口腔および全身のより健康管理を実現させることが可能になります。
1970年代にアクセルソンとリンデは予防歯科学を確立し、「リコール時間」におけるプロフィラキシスに基づく研究研究や臨床プロトコールを発表しました。
GBTは、ヨーロッパ歯周病学会提唱の以下の推奨に従っています:
- プロフェッショナルによる機械的なプラーク除去(PMPR)
- ホームケアのための口腔衛生指導(OHI)
より良い毎日のために、歯周の健康にも気をつけましょう!
GBTプロトコールの
8ステップ:
GBTは様々な患者さんに
対応しています:
- GBTは、バイオフィルム管理のための専門家の歯科予防における新しいアプローチです
- GBTは、歯周やインプラント周囲の疾患予防のための手順書(プロトコール)です
- GBTは、口腔衛生を維持し、全身疾患(循環器や呼吸器系疾患、関節炎や糖尿病)の予防において重要な役割を果たします
- GBTは、脱灰やカリエスの早期検出を促し、侵襲性を抑えます
- GBTは、様々な矯正装置の予防・メインテナンスに対応する系統だったアプローチです
- GBTは歯肉の過成長、歯肉炎および後退を妨げる。
- GBTは脱灰や齲蝕の早期発見とその後の予防に役立ちます。
- GBTは、歯列矯正装置の完全性の維持を助け、バイオフィルム蓄積を抑えることが期待できます。
- GBTは、インプラントのメインテナンスのソリューションとして効果的です
- GBTでインプラント周囲粘膜炎を治療することによって、インプラント周囲炎の発症予防に役立ちます
- GBTは、インプラントのライフサイクルにおいて、治療前から治療後まで幅広く対応します