The efficacy of air polishing devices in supportive periodontal therapy: A systematic review and meta-analysis

Ng, Ethan / Byun, Roy / Spahr, Axel / Divnic-Resnik, Tihana

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以下の和文要訳はオリジナル文献を忠実に注訳した内容であり、オリジナル文献との内容の相違があった際にはオリジナルの文献を優先し、本注訳は無効とします。

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目的:
この系統的レビューは、エアーポリッシング機器(APD)の臨床的な有効性に関する既存の入手可能なエビデンスベースの文献を検証し、歯周病安定期治療(SPT)にてAPDが従来の歯周デブライドメントの代用としての正当化を分析した。系統的レビューの主目的は、従来の方法と比較してAPDが同等かそれとも優れているかをよい治療成果を得る目的で評価することであった。

データ源:
PRISMAのガイドラインに従い、PubMed、Cochrane、Medlineを使用して、2016年12月までの英文記事について系統的文献検索が行われた。 関連文献は特定の基準に基づいて選択された。 最終評価のために7つの文献が選択された。 人の手による文献の検索にてさらに1つの文献が追加された。 研究計画および結果変数測定値のかなりの異質性のために、臨床的な設定値(プロービング深さ、プロービング時の出血および臨床的歯肉の付着レベル)のみがメタ分析のために選択された。

結論:

この系統的レビューのために選択された文献は、歯周病安定期治療(SPT)において、根分岐部が関与しない単根歯および複根歯における従来のデブライドメントに対し、単独療法としてのAPDが代替になりうるといういくつかのエビデンスを提供した。 臨床的および微生物学的な結果を比較すると、APDは従来の治療と同じくらい有効であるようだ。歯周病安定期治療(SPT)におけるAPDの使用の主な利点は、歯周軟組織または歯面および歯根面構造に損傷を与えずに、バイオフィルムを効率的に除去する能力であると思われる。患者の快適性および施術時間の短縮でも利点があり得る。