私たちのストーリー

スイス製 世界中で愛されるブランドへ

スイスの静かな山あいで生まれたEMSは、「卓越」という揺るぎない信念を原動力に、世界を代表するブランドへと成長しました。 その歩みは、革新、人、そして使命に支えられた物語です。

私たちは、医療従事者に対して革新的で科学的根拠に基づくソリューションを提供し、世界中の患者に最適な予防ケア体験を届けています。

世界に広がる精密と信頼

EMSは世界70か国以上で展開し、革新の先駆者として業界を牽引しています。「患者に最善を尽くす」歯科医院とともに、その実践を支え続けています。

「最も精密な時計の技術で、口腔ケアを再発明できるだろうか?」それが可能だと信じた人がいました

ジャガー・ルクルト、ブレゲ、オーデマ ピゲ、ブランパン――名だたる時計ブランドが集う谷では、常に特別なものが生まれます。ジュネーブ北方、標高千メートルを超えるヴォー州の中心に位置するヴァレー・ド・ジュウは、完璧を追求する職人と発明家たちの谷です。精密さを最優先するこの地で、EMS Electro Medical Systemsは創業されました。創業者のひとりピエール・マビーユは歯科分野のパイオニアとして、ピエゾン®およびエアフロー®技術を開発し、口腔プロフィラキシスの新しい時代を切り開きました。これらの技術は、ヴァレー・ド・ジュウの精密技術、ジャガー・ルクルトとの協働、そして口腔予防を変革する情熱から生まれました。精密さと品質は、EMSのDNAそのものです。現在EMSは900名を超える専門スタッフを擁し、口腔プロフィラキシス分野で世界的に活動しています。EMS製品は、高品質と耐久性を追求し、長期的な口腔の健康を支えるスイス製として信頼されています。「グリュエツィ(こんにちは)」はスイスドイツ語の挨拶。その言葉のように、EMSの品質はスイスの誠実さと精密さを象徴しています。

1980
創業初期
EMSはスイス・ヴァレー・ド・ジュウで設立され、精密な歯科・医療機器の製造を行うメーカーとして歩みを始めました。
1981
ピエゾン®
技術が誕生
EMSはピエゾン®技術を開発し、精密性・効率性・快適性を両立した治療を可能にしました。
1982
エアフロー®
技術が誕生
EMSはエアフロー®技術を開発し、エアー、水、パウダーを組み合わせてバイオフィルムやステインを除去する先進的なエアポリッシング法を実現しました。軟組織および硬組織の双方に対応します。
1985
第2世代エアフロー® の登場
日常の臨床使用において、より高い操作性とシンプルな使用感を追求した設計。
1998
ピエゾン® チップPS
が誕生
市場で最もスリムなスケーリングチップとしてピエゾン® チップPSが発売されました。またEMSは、自社の理念に基づき「I FEEL GOOD」というスローガンを掲げました。
2003
エアフロー®
が歯肉縁下領域へ
グリシン系ペリオパウダー(※現在、日本ではペリオパウダーの取り扱いなし)の登場により、エアフロー®は歯肉縁下領域への適用が可能となり、臨床研究において新たな基準を示しました。
2006
スイス・デンタル・アカデミー(SDA)の設立
臨床理論と実践的なハンズオントレーニングを融合させた教育機関として創設され、これまでに世界中で30万人以上の歯科医療従事者がSDAのトレーニングを受講しています。
2008

スマートピエゾン®の発明と第3世代テーブルトップの登場
オリジナルのスマートピエゾンシステムは、以下の3つの要素で構成されています:PIEZON® チップPS高性能PIEZON®ハンドピース先進的なスマートソフトウェア
2010
アンドレア・モンベリ教授による、ペリオフロー®を用いた歯肉縁下バイオフィルム除去に関する科学的エビデンス
モンベリ教授の主導による初の科学的研究により、ペリオフロー®ノズルは、従来のスケーリングおよびルートプレーニングよりも安全で、処置時間の短縮に優れ、患者さんにとってより快適であることが示されました。
2012
EuroPerio7(ユーロペリオ7)でのコンセンサス
2012年6月7日に開催された「EuroPerio7」では、エアフロー®およびペリオフロー®の歯肉縁上・縁下での応用について、機械的バイオフィルムマネジメントに関するコンセンサスカンファレンスが行われました。この会議では、エアポリッシングの歯肉縁下応用の臨床的有用性について、文献に基づく最新の科学的根拠が検討されました。
2013
Airflow パウダー プラスの発売
すべての臨床用途およびすべての患者さんに対応する、唯一無二のエリスリトール特許処方。エリスリトールを基材としたAIRFLOW パウダー プラスは、歯肉縁上および歯肉縁下のバイオフィルムやステインを高効率で除去し、最大限に患者さんの快適性を保証することが臨床的に証明されています(Ng E et al, Mensi M et al, 2018)。
2016
Guided Biofilm Therapy(GBT)の誕生
( GBT )
8ステップからなるGBTプロトコールは、EMSが大学および歯科医療従事者との共同研究により開発したものです。Guided Biofilm Therapy(GBT)は、予防・プロフィラキシス(口腔清掃)・治療を目的とした、エビデンスに基づき、症例に合わせて体系的・段階的に実施できる革新的なプロトコルです。
2017
第4世代機器 エアフロー プロフィラキシス マスター
スイス製のエアフロー プロフィラキシス マスターは、EMSリサーチセンターにて開発され、10万時間を超える技術的および臨床的検証を重ね、世界各国のトップ歯科専門家との共同研究により誕生しました。
2020
エアフロー® MAX
の誕生
新しいエアフロー® MAXハンドピースは、LAT(ラミナーフロー技術)を搭載し、特許取得済みのスイス精密技術がノズル内部に組み込まれています。
2021
GBT認定
制度がスタート
GBTは、GBT認定クリニックを通じて世界的なムーブメントを生み出しました。現在、世界中で数千におよぶGBT認定クリニックが、「成功・品質・患者さんの満足・プロフィラキシスチーム・医院経営者の満足」を象徴する存在として活動しています。そのすべては「生涯自分の歯を守る」という共通の目標のもとにあります。
2025

GBT マシン® の登場 (※現在、日本では取り扱いなし)
40年以上にわたる技術と経験をもとに開発されたGBTマシンは、Guided Biofilm Therapy(GBT)を効果的に行うために最適化されています。患者の快適性に配慮しながら、予防ケア部門の効率と運用性を高めます。
今日、
グローバルリーダーとして
「Do good, feel good」という理念のもとに歩み続けています。

卓越性を受け継ぐ伝統

真のスイスの精密技術

ヴァレー・ド・ジュウ(Vallée de Joux)は世界最高峰の時計を生み出す工房が集まっています。精密さを追求するこの地には、NASAやエアバスなども技術を求めて訪れます。

約200年にわたる歴史の中で、マイクロメカニクスの基準を築いた職人たちの地でもあります。EMSはこの地で誕生し、今もなお、思考・開発・製造のすべてをこの場所で行っています。その目標はただ一つ――精度と品質の限界を追求することです。

卓越性を受け継ぐ伝統

EMSのサステナビリティへの取り組み

スイスの時計製造から歯科医療への発展は一見異なるように見えますが、そこには同じ「精密さへのこだわり」があります。創業者ピエール・マビーユは、クォーツ時計に用いられる圧電原理に着想を得て、歯石除去のための革新的な方法を開発しました。精密に制御された直線的振動を応用することで、この新しい技術は組織への負担を抑えながら、やさしく効率的に歯石を除去することを可能にしました。

GBT認定制度

GBT認定制度は、品質・安全性・信頼性への取り組みを証明するものです。EMSのGBT認定を通じて、世界中で信頼されるEMSの基準をご確認ください。